先日ようやく一連の運転免許のプロセスが終わりました。記憶がフレッシュなうちにプロセスを紹介しておきたいと思います。
今まで免許なしでどうしていたのかというと、MBAに来る前に日本で国際免許証を取得、さらにサマーインターンで日本に帰ったときに国際免許証を更新してこれまでやりくりしてきました。
独身でシカゴのダウンタウンに住んでる限りにおいては車なしで十分生活できますし、実際にMBA中に運転したのはアメリカ国内の旅行中くらいでした。
ただ卒業してから車通勤になること、ようやくSSNを取得できたのでこのタイミングで免許を取得するに至りました。
州によってルールが異なるのですが、イリノイ州ではSSNがないと一時訪問者用運転免許証(Temporary Visitor’s Driver License)という扱いになってしまい、現在の学生Visaの期限が切れてしまうと免許も失効してしまいます(州によってはSSNなしでも通常の免許証が取れるようです)。
今回は筆記試験、次回は実技について紹介します。
概要
日本と同じように筆記試験を受け、後日試験場で実技のテストを受ける流れになります。
一日で両方済ませられるという話も聞いたことありますが、僕の場合は筆記試験は家から徒歩10分の場所で受験し(ここでは実技は受験不可)、実技は郊外で受験したため別の日に分かれています。
日本の免許証や国際免許証の有無は関係なく、なんの特別扱いもありませんが、教習所の講習を受ける必要はありません。
所要時間としては、会場についてから出るまでの一連のプロセスで約1時間、筆記試験は約20分でした。
金曜日の朝10時半ごろに会場に着いたのですが、少し混んでいたため、空いていれば1時間もかからずに終わると思います。
筆記試験の準備
こちらのリンクの教材に練習問題がついているので、こちらを解いてから試験に臨むと安心だと思います。
特に標識はなじみのないものばかりなので、知らないと解けないです。
どれくらい勉強したかというと、試験の前日に通しで2回解き、当日の朝にもう一度解いてから試験に臨みました。
当日の持ち物
詳細はこちらを確認して頂ければと思いますが、2022年4月現在では以下の書類を持参して会場に行きました。
- パスポート、VISA(パスポートにくっついているので実質パスポートと同義)
- State ID(EADカードを持参しました。これはOPTの申請をするともらえます)
- 現住所の確認できる書類(電気やガス、アパートの契約書など)
- I-94
- I-20
当日の流れ
当日は予約不要で、日本と違って試験時間も決まっていないため、営業時間内の好きな時間に行って手続きをすることになります。
家から近いこちらの会場に行きました。
会場についてからの流れは以下の通りです。
- 入口で書類の確認(ここで必要書類をすべて持参しているか確認されます。不足があると中に入れてもらえません)
- 受付(必要書類の提出し、身長、体重、事故が起きたときの臓器提供の可否を聞かれます)
- 筆記試験受けるための料金の支払い(20ドル、ただしクレジットカードを使うと手数料として+1ドルかかります)
- 筆記試験の受験(筆記といってもパソコンで受験、すべて選択式です)
- 結果発表、実技を受けるためのPermitを受領
この日は写真撮影はありません。
試験内容
教材の持ち込みは不可ですが、前述の試験対策をしておけば全く問題ありません。
試験はオープンスペースで隣の席との間にパーテーションがあるくらいです。
TOEFLの試験を受けたことがある方はそちらをイメージして頂くとわかりやすいかと思います。
受付で座席の指示があり、席についてからの具体的なプロセスは以下の通りです、
- 4択で名前が出てくるので自分の名前を選択(本人確認)
- 4択で誕生日が出てくるので自分の誕生日を選択(本人確認)
- 言語を選択(日本語はないためEnglishを選択)
- 注意事項に同意し、試験開始
合計38問が出題され、うち31問正解すると試験終了、合格です。
1問答えることに正否が表示されるため、31問正解すればその場で試験終了、すべてに答える必要はありません。
試験が終了次第、受付にいくとPermitをもらえてその日のプロセスはすべて終了です。
次回は実技試験の流れを紹介させて頂きます。