連日あまりMBAっぽくない投稿が多くなっておりますが、オリエン期間中ということで、ご容赦ください。。
本日午前中はアメリカでの就活に関して各業界のパネリストを招き、説明会を実施、午後はBoothies(Chicago BoothではBooth生のことを「Boothies」と呼んでいます)になるとはどういうことなのか、について教授からのレクチャーがありました。
結論としてはBoothで得られる人脈や学びは生涯通じて役に立つものであり、人生において極めて重要な二年間である、ということなのですが、教授のインパクトが強かったことに加え、レクチャーのスタイルが印象的でした。
Chicago Boothはデータドリブンアプローチを強調しており、何事においても定量的なエビデンスを重視しています。
教授の説明自体もまさにそれを体現しており、結論自体はシンプルなものの、それを裏付けるエビデンスをあらゆる角度から(例えばバスや電車で隣の人に話しかけられるときと、そうでないときの幸福度の違いや、SNSの普及による人間の幸福度への影響など)説明していました。
また足元ではCOVID-19の影響で同級生同士のネットワーク構築ができていないものの、人間にとって人と人とのつながりがいかに大切か、幸福度や心身の健康を保つ上で、どういったことを研究結果や過去の偉人の発言を引用して説明している点が印象的でした。
偉人の言葉として印象に残っているのは、アリストテレスが紀元前382年に言った「Man is by nature a social animal」という言葉です。
紀元前382年って今から約2400年前です、、僕自身、正直COVID-19までは割と一人でいる時間が好きで、人間関係は最低限でいいのではないかと思ったこともありましたが、在宅勤務が長引いていたときに外界とのつながりの重要性を改めて認識したこともあり、そんな昔に人間の本質的なことを理解していたのかと驚いた次第です。
その後スモールグループセッションという形で少人数での自己紹介、ネットワーキングが実施され、それぞれのプライベートな話もすることで距離を縮めることが意図されていました。
夜にはバーチャルディナーということで、学校からフードデリバリーのクーポンが配布され、それぞれが自宅から参加し、Zoomを活用したスモールグループでの懇親の場が提供されました。
カジュアルなネットワーキングということで、簡単な自己紹介と雑談がメインだったのですが、改めて雑談の難しさを体感しました。
雑談というと映画やテレビ、スポーツ、などの趣味の話になることが多いのですが、映画ついていけることもあるのですが、テレビは基本的にアメリカのドラマの話になり、みんな驚くほどテレビドラマを見ています。
そうなると、直近数年はMBAの受験勉強と仕事しかしておらず、また社会人になってからテレビが家になかった僕はかなり厳しい状況です。というか一言も発言できません。
加えて雑談になると話題についていけないことに加え、スラングが混じったり、話すスピードが速くなっている(気がする)ので、ますますつらくなっていきます。。
こうしてほとんど話すことができないままディナーのセッションが終わり、新たなTo Doとしてアメリカのドラマをみるというタスクが追加されました。優しい同級生がアマゾンプライムでみられるタイトルを教えてくれたので、まずはそれを見て話題についていきたいと思います(どこまで役に立つか不明ですが)。
明日はオリエンのスケジュールが緩めなので、授業開始までに終えなければならない事前課題を進めたいと思います。