語学学校②
brown wooden table with chairs

冬休みを利用した2週間限定の語学学校も、残すところあと2日となりました。

5人ほどの少人数のクラスで先生も毎回同じ人なので、クラスのメンバーとも仲良くやっています。

クラスのメンバーは先週から若干入れ替わりがあり、中国人、カンボジア人、トルコ人、韓国人、僕の5人になっています。

その中でも中国人の生徒は年も近く、民族性の親近感もあってかよく話すのですが、彼は中国の高校を卒業と同時に単身で渡米し、学部4年間と大学院2年間の計6年をすでにアメリカで過ごしているそうです。

なぜ単身なのか、なぜアメリカの大学なのか、気になったので聞いてみたところ、中国の大学受験競争は相当熾烈で、北京大や清華大といった超一流有名大学に入れるのはほんの一握りです。

仮に中国国内の少しランクの低い大学に行くと卒業後の給与水準が低くなってしまい、将来満足のいく生活ができないため、海外の大学(特にアメリカ)に進学する学生は一定数いるそうです。

彼自身は元々希望していたわけではなく、学校の成績を踏まえ、高校の先生と親に勧められて渡米することにしたそうです。

一方で、子供を一人で海外に送り出すとなると多額のコストがかかるため、裕福な家庭しか取れない選択肢とのことでした(話を聞いている限り、彼の家はお金持ちそうでした)。

米中貿易戦争の影響でVISAがとりづらく、アメリカの人気は下がっていないのかと聞いたところ、全くそんなことはなく、アメリカの方が教育の質が高いという認識だそうで、依然ヨーロッパよりもアメリカの方が人気だそうです。

ここまでは雑談の延長線上で聞いた新たな学びですが、アメリカに来てからすでに6年目、と聞いた時には「そんなに長くアメリカにいるのにこのレベルなのか」と思ってしまいました。

少々内向的なタイプに見えるので、あまりソーシャル活動に参加していなかったのかもしれませんが、アメリカで6年過ごしていてもこのレベルにしか到達しないこともあるのか、という危機感を感じました。

僕の場合は21か月のプログラムのうち、来年夏のサマーインターンの期間を除くと、アメリカにいられるのは18ヶ月、うちすでに3か月が経過しており、残るは15ヶ月です。

英語は引き続き優先順位高く取り組んでいかないと、渡米前に想定していたような英語力を身に着けられずにあっという間に卒業となってしまいそうです。。

先日始めた「Speechling」も継続中ですが、理想とはまだまだ程遠いので、残る授業が終わってからも切らさずに取り組んでいきたいと思います。

Leave a Reply

CAPTCHA