コロナ禍でのMBA
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今日のシカゴは日中の気温が一桁という、日本の冬のような気候でした。

雨が降っていたことで通常よりも気温が下がっていたようですが、天気予報を見る限りは明日以降も最高気温は10度台前半となっており、このまま冬に向かっていきそうな気配です。

そんな天気だったので夕方少し買い物に出たものの、終日ほとんど家におり、宿題と予習に時間を充てていました。

各地でコロナの第二波が警戒され、アメリカ企業によるワクチンの治験が中断されたりと、先々の不透明さが増している気がします。

渡米前には1年生のうちには対面の授業が再開されるかな?と期待していましたが、正直このまま1年生のうちはオンラインで終わってしまうのではないかという気がしています。

仮にワクチンが開発されたとしても、広く一般市民にいきわたるには時間がかかるでしょうから、2年生になってからもどこまで対面の授業ができるのか怪しいと思っています。

そうなると、従来のなにもなかった(対面で授業が実施され、何の制約もなくネットワーキングができた)時と比べ、このタイミングに現地で取得するMBAの質や経験が果たして意味があるのか、受験準備+留学で数年間に及ぶ時間+金銭的コストに見合うのか、という議論を惹起します(少なくとも僕は人より時間がかかっているので、すでにかなりの投資になっています)。

昨日同級生と飲んでいたと書きましたが、香港から来た2人と日本人2人で飲んでおり、MBA受験の話になりました。

台湾から来た2人の受験の準備期間はそれぞれ3か月と6か月といっていました。金銭的なコストも、参考書代とエッセーカウンセラーを使っただけだそうです(聞く限り、受験コスト合計で20万円もかかってないと思います)。

アメリカ人も同じかさらに短い準備期間だと思うと、日本人のように年単位の準備、百万円単位の投資をしている受験生は世界中を探してもほとんどいないのではないかという気がしています(もちろん日本人全員がそこまでの時間、コストがかかるわけではないですし、僕はコストがかかりすぎていることは承知してます)。

一方で今回の状況をポジティブに考えると、2年間の世の中が全体的にスローダウンしてる期間に、MBAを取得しスキルアップして帰ってきたともいえるかと思っています。

コロナがどうなるのか、ワクチンがいつになったら開発されるのか、非常に重要なトピックですが、こればっかりは考えてもしょうがないので、最悪ケースを想定し日々の過ごし方、二年間の過ごし方を逆算して行動に落とし込んでいかないといけないなと思った一日でした。

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