Pre MBAインターン(まとめ)
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Pre MBAインターンについては過去にバラバラと投稿していましたが、この度Boothの在校生ブログに記載することになったため、まとめを作りました。

8月末のインターン終了から少し時間が空いてしまいましたが、非常にいい経験ができました。

Boothのブログに掲載予定の内容と重複しますが、こちらでも共有させて頂ければと思います。

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今年はCOVID-19の影響で各学校サマースクールがキャンセルとなったり、完全オンラインに移行したりと、MBA受験合格後の時間の使い方も例年とは異なる形になってしまいました。
Boothについては例年であれば、ランダムウォークと呼ばれる入学前に懇親を深めるための海外旅行が開催されますが、こちらもキャンセルとなってしまいました。
2020年は授業開始が9月21日(ただしオリエンテーションが8月31日から開始)となっており、合格してから渡航まで少し時間が空いていたことから、Pre MBAインターンをすることにしました。

留学同期を見てもPre MBAインターンをしていた人は非常に少ないですが、ぜひ挑戦して頂きたいと思います。私費留学の方が対象になるかと思いますが、以下具体的な動き方とそこで得られた経験、学びについて記載させて頂きます。

<インターン先の確保>

インターン先の候補としては①日系PEファンド、②コンサル、③スタートアップを考えていました。所謂外資系の大手のファームは組織が大きいこともあり、融通が利きづらいと思ったため候補として考えず、人数が少なくインターンの受け入れを検討してもらえそうなファームに絞って1社ずつお願いすることにしました。具体的なアプローチ方法としては、MBA受験を通じて知り合ったアラムナイの方へのアプローチ、前職の上司の紹介という形で合計3社ほど当たり、有難いことに日系のコンサルで受け入れて頂けることになりました。

<インターン先での経験(業務内容、期間)>

当初は4週間を予定していましたが、渡航の時期を少し後ろ倒ししたこともあり、合計7週間のインターンをさせて頂くことができました。具体的な業務内容としては、①大手IT企業の中長期の経営計画策定のサポート、②スタートアップの資金調達のサポート、③日系企業の海外M&A案件のValuation、④日系企業の海外M&A案件のPre DDとなります。特に②についてはスタートアップと大手VCとの電話会議に参加させて頂くことができ、会議の臨場感を味わうことができました。

<インターンでの学び>

前職(総合商社)とは全く異なる環境で、インターン初期は議論になかなか参加できず苦労しましたが、インターンを通じ、クライアントから戦略コンサルが求められるアウトプット、クライアントが抱える課題へのアプローチ方法を学ぶことができました。またValuation、Pre DDについては参考書で理解はしていたものの、実務経験を得られたことが大きな収穫となりました。

<メリット/デメリット>

・メリット:MBA中のインターンの機会を有効活用できる
MBA中のインターン方法としては①サマーインターン(日本or現地)、②学期中のインターン(現地)の2つが挙げられます。サマーインターンは多くの人が2社でインターンをすることになりますが、Pre MBAインターンを活用することで3社経験することが可能となります。卒業後のキャリアを考える上で、一つでも多くの業界を経験できることは非常に大きなメリットです。
・デメリット:留学準備が疎かになる
私の場合は英語力に不安があるにもかかわらず、インターン期間中は余裕がなく、英語学習の時間の確保ができませんでした。多くの同級生がオンラインのサマースクールに参加し、英語力の底上げを図っていたこともあり、渡米してから人一倍苦労しています。また学校から課される事前課題もあるため、それらへの対応が疎かにならないようにタイムマネージメントに留意して頂ければ、ほかにデメリットはないかと思います。

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以上です。

何をやるにも英語ということで、日本語の2倍の時間とエネルギーを消費している気がします。

今週末は来週から始まる授業の予習に追われ、あっという間に過ぎ去りそうな気配です。。

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