渡航前日

いよいよ明日渡米となりました。8月28日にインターンが終わり、そこからオリエン(8月31日から学校のオリエンがオンラインで開始しています)、引っ越し、事前課題、現地の生活のセットアップ、帰省とバタバタしている間に渡航日前日になってしまいました。

本当はインターンの総括やオリエンの様子を書きたかったのですが、書いている余裕のないくらいのばたばた具合でした。申し訳ないです(渡米後に生活のセットアップが完了すれば少し時間ができると思うので、そのタイミングで書きます)。

ようやく身辺整理が落ち着いたこともあり、今日一日考えていたことを備忘を兼ねて。

まず初期の記事にも書きましたが、2018年3月末にMBAに興味を持ち始め、そこから合格まで2年2か月、渡米まで約2年半を要しました。

これだけの時間とエネルギーと金銭的なコストをかけて一つの目標に向かって取り組んだのは、大学の部活以来の経験でした。

大学の部活を振り返ると、現役だった期間は約3年9か月ですが、その期間は恥ずかしながらろくに勉強もせず、自分のやりたいことだけに集中することができた一方、MBA受験は働きながら準備を進める必要があり、特に勉強が苦手な僕は人一倍苦労したのではないかと思います。

傍から見れば無謀に思えるような状況からの挑戦でしたが、最後の最後まであきらめずに粘ることでチャンスが切り開けるということを学ぶことができました。

無謀というのは、どのカウンセラー、予備校の先生からも最後の最後まで厳しい受験になることを示唆されていました。

それも当然で、私費、GPA2.8、純ジャパ、GRE321(GMAT換算690)、今年31歳、レジメには仕事とラグビーの話だけ、という周囲と比べて差別化できている点が?というバックグラウンド、スコアでした。

スコアだけ見れば一年遅らせるのがセオリーだと思いますし、12月末にIELTSのスコアがそろうまで(詳細はIELTSのスコアメイクの記事をご覧ください)は一年遅らせることが目の前まで迫っていました。

またWLになってからも、繰り上がるまではリアプリが目の前にちらつき、2か月も悶々としたまま、また在宅勤務で外界とも物理的に遮断され、メンタル的にも厳しい状況でした(WLが発表されたのが3月末、繰り上がったのが5月末)。

そんな苦しい受験生活でしたが、いよいよ明日渡米を迎えることになりました。

今のところは商社時代のちょっと長めの出張に行くような気分ですが、今考えていることは「どうやって充実した2年間にするか」。

MBAのプログラムの長さを話すときによく、「1年か2年か」という話があり、僕自身はできるだけ長いプログラムに参加したいと思って2年にしたわけですが、2年といいつつも、2020年9月に入学し、2022年6月に卒業なので、21か月。

2021年6月から2021年8月の3か月はインターンで授業がないため(インターンをすることも単位取得の条件になっています)、授業を受けるのは実質9か月×2の計18ヶ月です(2020年9月~2021年6月、2021年9月~2022年6月)。

18ヶ月(1年半)ってあっという間だと思うんですよね。

しかもちょくちょく休みがあるし、授業が週に3-4日なので、実際に授業を受講する日数はもっともっと短いわけです。

こう考えると一日たりとも無駄にしている暇はないわけで、初日から全力で走りださないと不完全燃焼で終わってしまうかもしれないな、という危機感があります。

そんな観点から「どうやって充実した2年間にするか」ということを一日考えていました。

学業に励んでいい成績をとるとか、クラブの代表を務めるとか、そういったどこかで聞いたことあるものだけでなく、なにか面白いことができないかと考えていましたが、まだ明確な回答は見つかっていません。

これまでの人生を振り返ると、常に目の前のことに全力で取り組み、充実した日々を過ごせてきたので、目の前にある機会にどん欲に取り組んでいくことになるかもしれません。

ただ一つ決まっていることは、「全力で日々を過ごし、最高のMBA生活にする」ということです。

失うものなんて何もないので、「Next One」と「タフチョイス」をし続け、想像の斜め上を行くような成長をし、この記事を読み返すときがくればいいなと思います。

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