事前課題とキャリア
Chicago, Baseball, Cubs, Wrigley, Sport, American

本日は土曜日だったのですが、結局一歩も外に出ず、ずっとマンションの中で過ごしています。

何をしていたのかというと、まず起きたのが遅い。授業の疲れがあったのか、10時間くらい寝てました。

日本人の同級生も同じように寝すぎたと言っていたので、気づかぬところで疲れていたようです。

そのあとは先週の授業で出た宿題と来週の授業に向けた予習をし、久しぶりにジムに行って体を動かし、気づいたらもうこんな時間(12時)になってしまいました。

来週の授業の中で4分間の英語のスピーチがあり、その原稿の作成をしていたのですが、面白い学びがあったので共有させて頂ければと思います。

スピーチのテーマは事前に与えられているものの中から自分が話しやすいものを選ぶことができ、僕はスポーツ選手の年収が高いことは正当化されるべきか?というテーマを選びました。

スピーチの中でプロ野球選手の年俸、日米の年俸の違い、選手寿命について触れようと思い、ネットで色々と調べていたのですが、これまで調べたことがなかったので、いい勉強になりました。

  • プロ野球選手の平均選手寿命:5.6年(アメリカでの調べ)
  • 日本のプロ野球選手の平均年俸:0.4億円(2020年)
  • アメリカのプロ野球選手の平均年俸:4.7億円(2020年)
  • 日本のプロ野球選手の最高年俸:6.5億円(巨人/菅野投手、2020年)
  • アメリカのプロ野球選手の最高年俸:18.7億円(ナショナルズ/マックス・シャーザー投手、2020年)
  • MLBの総売上:1兆900億円
  • 日本のプロ野球の総売上:1,000億円

市場規模の違いが上記のような年俸の違いを生みだしているようです。

さらに気になったのでシカゴカブスで現在絶好調のダルビッシュ投手の年俸も調べてみました。

  • 2011年:5億円(日本ハム)
  • 2012年;5.5億円(レンジャーズ移籍初年度)
  • 2020年:23億円(シカゴカブス)

今年は昨年以上の活躍なので、来年はさらに増額が見込めるのではないでしょうか。いつになるかわかりませんが、シカゴにいる間に生のダルビッシュ投手を見に行きたいと思います。

ここまでは余談というか、課題についての話ですが、就活が動き出しており、特にアメリカに残りたい学生はそろそろ本格的にネットワーキングやインタビュー対策を始めるようです。

アメリカに残るのか、日本に戻るのか、で就活への取り組み方が大きく変わるため、ここ数日真剣に考えていたのですが、結論としては日本に戻ろうかと思っています。

理由としては①言葉の壁、②インターナショナルで通用する武器がないこと、③経済性を犠牲にしてまで海外で働きたいという願望はない、という整理をしています。

①:連日書いている通り、恥ずかしながら全く通用しません。これをアメリカ人と同じレベルまでもっていこうとすると、どう考えても時間がかかりすぎます。

②:投資銀行でモデリングができる、プログラミングができる、などのわかりやすいスキルセットがあれば①があったとしても、戦いようがあると思うものの、それがない状態ではどうやってもバリューを発揮するのが難しいと思っています。

③:①、②の問題点があったとしても採用してくれる会社となると、確実に求める給与水準を下げる必要があると思います。世界中からアメリカで働きたいという学生や社会人が集まってくる中、差別化できる材料がない中で挑むことに関し、僕自身はメリットを感じないと思っています。これは個人の価値観によって変わると思いますが、僕にとって経済性は非常に重要なポイントです。

日本は依然としてGDP第3位であり、日本語が話せない限りはジョブマーケットへの参入障壁は極めて高いのは事実です。

アメリカで働きたいといって集まってくる海外の学生は基本的には自国でまともな職業がない、若しくはアメリカに残った方が高い給料が見込まれる、ということではないかと思っています(少しセンシティブな内容なので直接聞いたことはなく、あくまで想像です)。

幸いにも、日本ではまだまだ海外でMBAを取得したということは一定の評価が得られますし、自分の持っている材料(過去の実績)を最大限活かすには日本に戻った方がいいのではないか、というのが現時点での結論です。

スポーツの話から少しそれましたが、実は僕にとってはヒントとなる部分があり、なぜプロスポーツ選手が英語もろくに話せない状態から海外に行って活躍できるのかというと、プレーで圧倒的な実力を示すことができるからです。

僕の場合、ビジネスパーソンのグランドであるオフィスで実務でアピールできる自信がないのに、アメリカ就職を狙うのは無謀だなと思っています。

今後こちらでもやっていけるとの自信がついてこれば、考えが変わるかもしれませんが、現時点では非現実的であり、自分の年齢やキャリアを考えると非効率だなと思っています。

キャリアについては大きなトピックだと思うので、考えが変わったり、学びがあれば書き残していきたいと思います。

Leave a Reply

CAPTCHA