今回は旅行の事前準備です。最も大事なことは荷物を最小限にする、ということです。
写真はまさにハイキングの時に持ち運んでいたバックパックですが、後述する持ち物をすべて自分で運ぶ必要があり、不要なものをもっていくことは自らの首を絞めることになります。
また自宅から持参するものに加え、キャンプ期間中の食事、調理器具一式、その他共有物をみんなで手分けして運ぶ必要があるので、一定のスペースを確保しておく必要があります。
何が必要?
ここではパタゴニアのハイキングで必要なものだけを記載していきます。
今回の旅行では現地調達ができないため、とにかく念入りに確認をし、漏れがないように細心の注意を払いました。
またコストを抑えたかったので、極力手持ちの用具で代替、借りれるものは友人から借り、どうしても必要なもの(寝袋の下に敷くパッド、トレッキングポール、ヘッドランプ、その他小物)だけ買いました。
写真が一番わかりやすいのでまずはこちらから。これは実際の僕のバックアップの中身ではなく、現地のツアー会社からもらった写真です。
実際の旅行では上記に加え、サンチアゴでの観光のための服装やコロナの検査キット(アメリカ入国時に必要)などがありましたが、ここではハイキングの荷物に焦点を当てているため、割愛させて頂きます。
並べてみると大した量に見えませんが、これをバックパックに詰めて、さらに食料などを入れていくと冒頭の写真のような状態になります。
持ち物の具体的な内容はこちらになります。
- バックパック:55L以上の大きいサイズ。70Lのバックパックで行きましたが、それでもパンパンでした
- 寝袋:氷点下にも耐えられる厚手のもの。実際に朝晩は氷点下に達していたと思います
- 寝袋の下に敷くパッド:これは必須。ないとたぶんキャンプ生活を乗り越えられない
- ハイキングシューズ:わざわざ買いたくなかったので、ランニングシューズで行きました(僕以外は全員ハイキングシューズでした)。川の中を歩いたりするので、若干滑りやすいものの、なんとかなりました
- サンダル(クロックスなど):川を歩くと靴が濡れるので、キャンプベースでこれに履き替えます
- 靴下(寝るとき用の厚手のもの):朝晩はかなり冷えるので必須
- ハイキング用の靴下:さすがに靴下の着替えなしは不安だったので、替えを持参
- レインジャケット:大学のラグビー部のウィンドブレーカーで代用。問題なし
- フリース:寝る時必須
- ダウンジャケット:これも寝る時必須。ユニクロのダウンがちょうどいいと思いました
- 長袖のベースレイヤー:アンダーアーマーで代用
- 半袖のベースレイヤー:アンダーアーマーで代用
- ハイキング用のTシャツ:ウール素材推奨。荷物を減らすために着替えはたくさん持って行かないので、ニオイ対策の観点から素材は重要
- レインパンツ:大学のラグビー部のウィンドブレーカーで代用。問題なし
- ハイキング用のズボン:持参せず。大学のラグビー部のハーフパンツの下にロングスパッツで対応
- ロングスパッツ:アンダーアーマー
- 下着(2-3セット):2-3日に一回着替えます
- ニット帽:使わなかった
- キャップ:使わなかった
- 手袋:岩場や木の茂っているエリアを歩き回るのであると安全
- サングラス:使わなかった
- ヘッドランプ:必須。ないと夜トイレ行けない
- ボウル&スプーン:必須。これで三食食べます。洗剤を使わず手洗いで毎日同じものを使うので、少しの汚れなんて気にならなくなります
- ウォーターボトル:必須。川で水を汲んでそのまま飲みます
- 洗面用具(歯ブラシ、コンタクトレンズなど):各自必要なものを持参
- 時計:あると便利
- トレッキングポール:節約のために買うか悩んでいたものの、これは持って行って正解。歩きやすさが全然違う
ここまでが必須の持ち物で、個数が書いていないものはすべて1つのみです。
シャワーは最終日まで浴びれなかったため、それ以外の日はハイキングの途中に川があるので行水していました。
服のニオイ問題はどうしていたのかというと、そもそもそんなに汗をかかない気候であったこと、アンダーアーマーを着ることで極力Tシャツが長持ちするように工夫していました。
あと上記以外にはiPhone、Apple Watch、モバイルバッテリーをもっていきました。
iPhoneは写真撮影用、Apple Watchは時計として使用しました。
モバイルバッテリーは1つしか持っていきませんでしたが、最小限の利用にとどめたため、なんとか電池切れにならずに乗り切ることができました。
あとは食材や調理器具ですが、下の写真が5日分の食事(3食)x4人分になります。
ご覧の通りボリュームが少ないので、この旅行で胃が小さくなった気がします。
ここまで詳細に書いていますが、ツアーに申し込むとツアー会社からアドバイスがあるので、それに沿って準備をすれば問題ないと思います。
次回は写真とともに全行程をハイライトで振り返っていきます。