キューバ旅行記(Day 3)

前回に続き、今回は観光最終日となる29日(日)の行動を振り返っていきます。全体の行程は以前紹介したこちらの通りです。

  • 2022年5月26日(木):マイアミ経由でハバナに到着。マイアミ発ハバナ行きのフライトにトラブルがあり、元々午後6時着予定だったのが午後11時着になる。手配済だった空港から宿泊先へのバスの予約がキャンセルになり、いきなり困る
  • 27日(金):朝から夕方までViñales(ビニャーレス) Valleyの現地ツアーに参加。夕方から一人でハバナを散策
  • 28日(土):午前中はハバナ市内を観光する現地ツアー(無料)に参加。午後はツアーで仲良くなった外国人観光客と観光
  • 29日(日):午前中はアメリカに戻るためのコロナテストを受けるのに苦戦し、時間を消耗。午後はハバナ市内を観光
  • 30日(月):朝9時過ぎのフライトに乗るべく、朝6時に宿泊先を出発するも、マイアミ行きのフライトの出発が1時間半遅れる。夕方に無事シカゴに到着

コロナテスト

アメリカに帰国するためにはフライトに搭乗する前に陰性証明書を提示しなくてはなりません。

アメリカではオンラインで受けられるテストが販売されているため、今回もそちらを持ち込んでいたのですが、キューバのネット環境の不安定さにより、オンラインのテストがうまく接続できないという事態に遭遇しました。

これがないと帰国できない、かつこのタイミングでシカゴに戻れないと期末テストが受けられず、卒業できなくなるかも、という危機的な状況になってしまいました。

宿泊先のオーナーにグーグル翻訳を通じて相談したところ、コロナテストが受けられる場所があるから案内するよ、ということでオーナーについていってもらってテストを受けました。

テスト会場が歩ける距離じゃない、かつ会場が午後1時に締まってしまう(家を出たのが12時過ぎ)ということで、タクシーに乗ることにしました。

こちらはクラシックカーのタクシーです。どうやってメンテナンスしているのか不明ですが、問題なく走っていました。

会場はこちらなのですが、まず到着してすぐは係員がランチに出ているからちょっと待てという指示があり、30分外で待機。

係員が戻ってからコロナの検査を受けたのですが、検査費用が25ドル、支払いはクレジットカードのみ対応可でした。

ここでアメリカから来ている観光客に出会いました。彼らはアメリカのクレジットカードしか持っておらず、キューバではアメリカのクレジットカードは一切利用できません。

彼らはこのままではアメリカに帰れないということで、途方に暮れていたところ僕を見つけ、無事に検査を受けられていました(ここで日本のクレジットカードが役に立ちました)。

彼らとは待ち時間で仲良くなり、アメリカに戻ってからも連絡を取っています。親族がキューバにいるとのことで、次回キューバ訪問前には最新の状況を彼らに聞いてから渡航しようかなと思っています。

ちなみにこのコロナテスト、今まで受けたコロナテストの中で最速で結果が出まして、鼻に綿棒を突っ込んでから10秒後くらいに陰性証明書がでてきました。理由はよくわかりませんが、陰性証明書が必要なだけなので、それ以上は深入りしないことにしました。

ハバナ市内散策

無事にコロナの陰性証明書を受けとり、検査会場の近くにあるこちらの観光スポットに行ってきました。

よく写真で見る場所ですが、遠くから見てみると巨大な広場の前に2つの建物が立っています。

建物の中には入れず、外から写真を撮ることしかできませんでしたが、有名どころを抑えられて満足です。

そこからはタクシーに乗って宿泊先に戻ってもよかったのですが、折角なので散策を兼ねて歩いて戻ることにしました(地図上では歩くと2時間の距離)。

途中で中南米最大の墓地を通り、海岸沿いのレストランでモヒートを飲み、有名なレストランに立ち寄り、次回の訪問に向けた下見になりました。

夕食

歩いて宿泊先に戻ってから軽くシャワーを浴び、オーナーにお勧めの夕食を聞いたところ、China Townの近くに人気のレストランがあるということで、China Townを散策してからついでにいってきました。

ここではChina Townなのにアジア人が一人も見当たらないという、極めて珍しい体験をしました。

夕食はこのChina Townの通りのすぐ近くにある「La Juliana」というレストランに行きました。

こちらも大盛況で、7時頃に着いたのですが長蛇の列ができており、入店までに45分くらい待ったと思います。

写真は退店時なので列はなく、すでに閉店が近づいている様子でしたが、到着してすぐは大混雑でした。

店内様子はこんな感じです。座席が少ないため、持ち帰りの人もたくさんいました。

めちゃくちゃローカルの店なので、英語は基本的に通じません。

列にならんでいるときに前にいた家族連れにグーグル翻訳を使ってこの店のおすすめを聞いたり、写真をもとに料理の内容を理解するように努めましたが、売り切れが続出しているということ、たぶん何でもそこそこおいしいだろうということで、店員に「あなたのオススメでお願いします」、というスペイン語の文章を見せて出てきたものを食べることにしました。

そしてでてきたのがこちら。

マレーシアあたりででてきそうな食事でしたが、非常においしく価格は飲み物含めて500CUP(5ドル)程度でした。

Bar

キューバ最後の夜、残っているキャッシュをすべて使って酒でも飲むかということで、こちらのBarに行ってきました。

「El Floridita Bar」というOld HavanaにあるBarで、音楽の生演奏がある人気のBarです。

ダイキリが名物で、グラスのサイズは小さいですが、その分値段は良心的です。

ここで閉店(12時)まで飲んでから歩いて宿泊先に戻り、オーナーと最後に雑談をして最終日の観光を終えました。

次回は最後にこの旅行の総括をして締めくくりたいと思います。

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