ラグビーのススメ①

高校、大学ラグビーがシーズン終盤を迎えており(もうすぐ日本一のチームが決まります)、社会人ラグビーがもうすぐ開幕ということで、今回から複数回にわたってラグビーについて書いていきたいと思います。

尚、来週月曜日から授業が始まるので、それ以降は基本的に学校の話になると思います。

僕はラグビーを小学校の時から始めました。年齢でいうと10歳くらいだったと思うので、社会人になってからボールに触っていない期間もありましたが、ラグビー歴でいうとかれこれ20年以上になります。

僕はあらゆる人に「もし息子さんがいるようならぜひラグビーを!」と強くお勧めしていますが、どこにその魅力があるのか、少しご紹介できればと思います。

まず初回は僕のラグビー遍歴から始めたいと思います。

ラグビー界あるあるとしては、だいたい親戚とか親がラグビーをやっていたから自分も始めた、という人が多いのですが、僕はそうではありませんでした。

たまたま親の知人が地元のラグビークラブのコーチをしており、当時は知名度も低く、ラグビー人口が少なかったことから生徒を集めるのに苦労しており、僕も人数集めの一環で半ば強制的に入ることになりました。

当時楽しんでいたのかはあまり良く覚えていませんが、少なくとも途中でやめたいと思うことはなかったので、それなりに楽しんでいたんだと思います。

そして中学校に進学してからもそのクラブチームに所属し、運よく県の選抜チームに選ばれたりしてラグビーの楽しさがわかるようになってきました。

そこで県内の違うクラブチームから来ている選手の友達もできましたし、そうした友人と大学になってからラグビーの試合で再開することもありました。

高校に進学するときも、ラグビーが強い進学校という観点で高校を選びました。過去に全国大会に出場している学校で、僕の1つ上の代は県の準優勝まで行きました(僕の代はベスト4でした)。ちなみに俳優の舘ひろしさんは部活の先輩です。たまにOB会に顔を出してくれます。

高校に入ってからはケガに悩まされ、高校3年間のうち、半分以上はリハビリ期間だったような気がします。

それでも大学で体育会でラグビーをやろうと思ったのは僕がプレーヤーとして優秀だったからではなく、高校3年の8月に足首の脱臼骨折という大けがをし、同期で僕一人だけ最後の引退試合のグランドに立つことができませんでした(このケガだけで3回手術するほどの重症でした。ケガをした時の情景はいまだに忘れられません)。

その悔しさがあったため大学でも強豪校でラグビーを続けたいと思い、早稲田か慶應に入ってラグビーを続けると決めました。

高校時代の成績はひどいもので、現役で受けるも全敗し、案の定浪人。そこから死ぬ気で勉強して慶應でラグビーができることになりました。

大学に入ってからもケガに悩まされつつも、なんとか這い上がって1軍の試合に出させてもらうことができた一方で、初めて出た1軍の試合で終わってからなぜか右目が見えなくて、病院に行ったら網膜剥離と診断され、即手術になって、そこからまた苦しい期間があったり、ラグビー人生だけでも波乱万丈でした。それだけ多くの学びや経験ができましたし、これまでラグビーを通じた出会いに助けられた機会は数え切れません。

今回は僕のラグビー人生をハイライトで振り返りましたが、次回はこんなに大けがを経験しておきながらそれでも尚、ラグビーを勧める理由について書きたいと思います。

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