ミネソタが長い人にさえあまり知られていないのですが、実はミネアポリスから車で20分ほど南に行ったBloomingtonという街にJapanese Gardenがあります。
Garden自体は大学の敷地の一角にあり、日本から庭師の方が来てデザインを手がけたそうです。
非常によく手入れがされており、池には鯉が30匹近く泳いでいます。
ちなみにこの鯉たちはミネソタの極寒を生き延びることができるそうで、鯉の生命力に驚きます。
突然なぜこの話題かというと、このJapanese GardenでAmbassadorとしてボランティアに参加することになりました。
元々9月頃に登録していたのですが、先週末までFlag footballで週末がつぶれてしまっていたため、この週末からようやく参加できるようになりました。
主な役割はGardenを訪れた人たちのQA対応やツアーガイドになります。無料なのでツアーの申し込みも一定数あるようで、学生から老人まで様々な人が来るそうです。
このボランティアは現地の方が運営をしており、日本人は自分一人だけです。
現地の方といっても60歳を超える高齢の方ばかりで、このGardenでボランティアをして20年以上という大ベテランに囲まれています。
土曜日が初めてのボランティアへの参加だったのですが、初日ということでたいしてやることもなく、Gardenをふらふらしつつ、他のボランティアの方と雑談をして終えてきました。
この日は自分を含めて4人、そのメンバーでランチに行ったのですが、すっかりごちそうになってしまいました。
これまでアメリカに来てから高齢の方と接する機会はなかったため、いいコミュニケーションの機会になりました。
中でも一番印象的だったのは、年齢を感じさせない距離の近さです。
日本にいるとどうしても敬語を使いますし、個人的には初見の高齢の方とあまり近しくなれた経験はないのですが、英語だとそもそも敬語はないですし、フランクに接してくれるので年齢差を感じずに会話を楽しむことができました、
文化の違いの面白さを感じた経験でした。このボランティアには可能な限り毎週参加していこうと思うので、またネタがあれば紹介していきたいと思います。