以前こちらでご紹介した通り、全体のざっくりとした行程は以下の通りです。
全体行程
- 2022年3月20日 (Day 0):Balmaceda(バルマセダ)空港到着。空港からバスでCoyhaique(コイハイケ)に移動(約一時間)。ホテルで一泊
- 21日 (Day 1):朝6時にバスに荷物を積み込み出発(冒頭の写真)。ここから約7時間のドライブ。初日のキャンプサイトに到着し、キャンプの設営と夕食を準備。翌日以降のレクチャーを受ける
- 22日 (Day 2):キャンプサイトを出発。この日は13マイル(約20キロ)のハイキング
- 3月23日~25日 (Day 3~5):ハイキングとキャンプの繰り返し。毎日15キロ以上の距離をバックパックを背負って歩き、終盤には疲弊
- 26日 (Day 6):ようやくキャンプ最終日。シャワーが設営されているロッジのキャンプサイトだったため、5日ぶりにシャワーを浴びる
- 27日 (Day 7):早朝にロッジを出発し、バルマセダ空港へ移動(約5-6時間)。帰国
今回はDay 5-6の振り返りをしていきます。
Day 5 – もう一息
この日は朝から凍えるような寒さで目が覚めました。キャンプサイトが渓谷に位置しており、日中は暖かかったものの、朝晩は氷点下に到達する寒さでした。
凍える寒さの中出発し、この日は最後の長距離ハイキングで、前日と同じく約15キロの行程でした。
一旦日が昇ると急に気温が上がるのが渓谷です。休憩をとりながらこの日の行程を進んでいきました。
このツアーも終わりが近づいており、この日のキャンプサイトは屋根やテーブルが備え付けられた場所でした。
野生のラマとの一枚。触れるほどは近づけませんでしたが、それなりに人に慣れているように見受けられました。
写真で夜空がくっきり映るほど、空気が透き通っていました、夜は流れ星を見るためにみんなで芝生で横になったのはいい思い出です。
Day 6 – 最後のハイキング
ついに最後のパタゴニアでのハイキングでした。この日は希望者のみで、一部のメンバーはキャンプサイトに残ってくつろいでいました。
それほどきつくないと聞いていたのですが、これまでの疲労がたまっていることもあり、ハードなハイキングになりました。
途中飛ばされそうになるほど風が強かったものの、いい景色が見れたので満足です。
キャンプサイトに戻ってからは、徒歩30分の場所にある地元の博物館を訪問しました。
環境問題の深刻さを訴えるパネルの展示があり、エネルギーの過剰な消費の例として、歌舞伎町の写真が使われていたのが印象的でした。
夕方にシャワーが設営されているロッジのキャンプサイトに移動。
5日ぶりにシャワーを浴びるも、ほとんどお湯が出ず、かつ他のグループに比べると設備が劣るということでグループメンバーの不満が爆発。
大学ラグビー部の夏合宿を思い出しました。疲労が頂点に達するとみんなイライラし始めるという局面を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
そんなトラブルがあったものの、夜はみんなで楽しく酒を飲みながら旅行を振り返り、この旅行の締めくくりになりました。
次回は旅行の総括をし、このパタゴニア旅行記の締めくくりにしたいと思います。