早いもので本日から第五週目が始まりました。秋学期も折り返しに来ており、本当に毎日があっという間です。
毎週月曜日は朝からファイナンスの授業があるのですが、授業の中で毎週新しいメンバーとのグループワークが強制されています。
いつも書いているように僕は議論にあまり貢献できない一方、宿題のドラフトでなんとかプレゼンスを発揮しています。
逆に、これまでは誰か議論をリードしてくれる人がいたのですが、今回は全員会計初心者で(僕含め)チンプンカンプン、グループワークが議論にならないという壊滅的な状況に出くわしました。。
授業で取り扱っている内容が少しずつ複雑になっていることもあり、僕も正直理解が追いついておらず、今回の宿題は骨が折れるものになりそうです。。
午後はすでに終了したLEADのプログラム(Leadership Exploration And Developmentの略称、学生のコミュニティの形成、Leadership SkillやInterpersonal Skillの向上を主な目的としたプログラムで、1年次の秋学期に全員が必修科目として受講することになっています)のファシリテーターの2年生とフォローアップセッションを実施しました。
LEADは8人程度のチーム単位で各種のグループ活動が行われるのですが、各グループに2年生のファシリテーター(平たく言えばお世話役)がついています。
フォローアップセッションで何を話すかというと、LEADでの学び、リーダーシップスタイルで困っていることなど、基本はLEADのセッションの延長なのですが、一対一だったので授業の話やBooth生活など、話題は多岐にわたりました。
面談前に準備しなければならないワークシートがあり、LEADでの学びについて書いていたのですが、僕の大きな学び、気づきは以下2点です。
①リーダーシップを発揮するうえでの言葉/表現の重要性
これは痛烈に感じました。これまでのキャリアで(特に社会人になってから)、比較的リーダーシップを発揮する役割を担うことが多かったものの、LEADのセッション中(特に序盤)は完全にOne of themになってしまっていました。
一番強烈だったのは一番最初のセッションで、こちらのブログにも書きましたが、文字通り一言も言葉を発することができず、セッション終了後にグループのメンバーに対して「すまん、理解できなくてついていけなかった。今後もしかしたらゆっくり話してくれというかもしれないけど、極力議論の邪魔はしないようにする。」とのメッセージを送りました(2020/9/13に投稿した「LEAD①」というのが初回のセッションの様子です)。
セッションの回数を重ねていく中で、少しずつみんなのと距離感が縮まり、発言しやすくなったものの、最後まで自分がリーダーシップを発揮するまでには至ることができませんでした。
言い訳かもしれませんが、言葉が自由に使いこなせない状況でリーダーシップを発揮することの難しさを肌で感じました。特に人間関係のできていない状況での難易度は格別です。
前職時代に海外支店のスタッフと働くことが多々ありましたが、英語は今よりひどかったものの、同じ会社ということで、十分意思疎通は図れていた気がします。ただよく考えると、本店と支店という関係の上に成り立っていたコミュニケーションだったんだと振り返って気づきました。
一方で、今回の経験を経て、自分の持ち合わせている能力で如何にチームで存在感を出していくのかを考えるいい経験になりました。
②言葉が100%使いこなせなくとも活かせる自分の強みに気づけたこと
2020/10/7に投稿した「ハイブリッド授業」で書いたのですが、セッションの最後には1人1人に面と向かってフィードバックをする機会があり、メンバー全員から有難いフィードバックをもらいました。
自分の強みに対して、おおむねメンバー全員から共通するフィードバックをもらい、ある種自信になりました。
思い通りに言葉が使いこなせなくとも、活かせる自分の強みがあるということに気づけたのは大きな収穫です。
正しい自己認識をしたうえでどう行動に落とし込んでいくのか、どう振舞うのかはチームワークを必要とする局面で重要だと思うので、せっかく得られた学びを忘れないよう、今後のキャリアに活かしていきたいと思います。