推薦状

リクエストを頂いたので本日は推薦状についてです。

ほかにもトピックのリクエストがあれば、是非コメントお願いします!!

特に私費生の場合、「推薦状をいつだれに頼めばいいのだろう。会社の人に言うと、MBA受験のうわさが広まってしまうのではないか、、」という心配があるかと思います。

まず推薦状は基本的に2通手配する必要があり(僕が受験した4校はいずれも2通でした)、お題はどの学校も同じなので、一度完成すれば使いまわしが可能です。

ちなみにお題は以下。

  • How do the candidate’s performance, potential, background, or personal qualities compare to those of other well-qualified individuals in similar roles? Please provide specific examples.
  • Please describe the most important piece of constructive feedback you have given the applicant. Please detail the circumstances and the applicant’s response.

学校によっては字数制限があるため、多少の修正が必要になりますが一部内容を削るだけで済むので、それほど手間はかかりません。

さて肝心の僕がどうやって推薦状を手配をどうしたのか、という点についてですが、僕は①現在の直属の上司、②前の部署の直属の上司の2名にお願いをしました。

年齢はお二人とも30代、役職はマネージャーということで部長や本部長のような職位の方ではありません。

僕自身も当初は可能な限り職位の高い人に書いてもらったほうがアピールになるのでは、と思っていましたが、カウンセラーと相談したところ、職位よりも自分のことをよく知っている人に書いてもらった方が説得力があるので望ましい、とのコメントをいただきました。

近くにMBAホルダーの方がいればその方に頼むのも手だと思いますが、そうした方が身近にいるケースは稀かと思います。

僕が依頼をしたお二人は快く引き受けて下さりましたが、ゼロから書いてもらったわけではありません。

流れとしては以下の通りです。

  1. 自分で日本語で2通ドラフト。英語で1,000wordsなので、日本語で2,000~2,500語程度。

  2. カウンセラーと内容を擦り合わせ、修正。

  3. 日本語の状態で推薦者に内容確認を依頼。

  4. 推薦者のOKが出たら、推薦状の翻訳業者に依頼。

  5. 業者の翻訳が完了後、推薦者に最終チェックを依頼、完成。

  6. 学校によっては推薦状の提出に加え、出願者のパフォーマンス・特徴を選択形式で評価する欄があり、対応が必要(30分もあれば終わるような簡単なものです)。

上記の通り、推薦者にして頂いたこととしては、①内容確認(必要に応じて加筆修正)x2、②推薦状の提出の2点ですので、それほど負荷がかからないことを丁寧に説明すれば、快く引き受けてくれると思います。

推薦状作成に要した時間は、エッセーやスコアメイクと同時並行で進め、1か月程度でした。上司の方に確認して頂いたり、業者の対応可能なスケジュールも影響するので、前広に進めていくことをお勧めします。

僕の場合はカウンセラー(Affinityの佐取さん)に推薦状のチェックまでしてもらえたのは本当にありがたかったです。
翻訳業者はオンライン・アドバイザーズを起用しました。当然コストは発生しますが、単なる翻訳だけでなく、言い回しや構成含めてきめ細かく修正頂いたので、非常に満足しています。

アークコミュニケーションズ(Kellogg卒業生が運営する会社)を起用する人も多いと聞いていたので、問い合わせをし見積もりをもらいましたが、最終的にオンライン・アドバイザーズを起用することにしました。
自分で推薦状をドラフトすることの弊害として、構成が似通ってしまうことが挙げられます。推薦者の方がゼロから書いてくれる、若しくはそれをお願いできるのであれば理想的ですが、逆の立場で考えると、これから会社を辞めようとしている後輩に、よく知らないMBAの推薦状をゼロから書いてくれと頼まれたら、推薦者の方を困らせるだろうな(自分だったらやりたくない)と思ったので、自分でドラフトすることにしました。

どなたに推薦状をお願いすべきかは、カウンセラーともよくご相談いただければと思いますが、これから推薦状を手配される方の参考になれば幸いです。

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