キャリア①

さて昨日の予告通り、今日からキャリアについて書いていきたいと思います。

何回に分かれるかわかりませんが、おそらく①学生時代の就活、②商社でMBAを目指すまで、③MBAを目指し始めてから、④現在、という流れになるかと思います。

②、③、④はどこまで詳細を書くかによって回数が増えそうですが、その日の状態によって書くボリュームが変わると思うので、計何回にわたるかは未定です。

初回ということで学生時代に商社を志望した理由と当時想定していたキャリアから始めたいと思います。

学生時代に商社を志望した理由はシンプルで、一言で言うと「イケてる」と思ったからです。笑

面接ではOB訪問で収集した情報をもとに、説得力のあるストーリーに仕上げましたが、現役の部活の後輩から就活のOB訪問を受ける時も正直に上記を伝えてます。

ちなみに「イケてる」の定義に関してですが、部活をやっていた人ならある程度共感してもらえると思うのですが、部活で憧れてた先輩、尊敬してた先輩が目指していた、または就職した会社はイケてるように見えます。

そもそも僕は学生時代に恥ずかしながら全く勉強していませんでしたし、バイトもしていなければインターンもしていない。そうなると情報ソースがかなり限られます。

2012年の就活当時はここまでSNSも発達していなかったので、身近な人(部活の先輩)が最も信頼できる情報源でした。

他にどういった業界を受けていたかというと、商社、広告の志望度が高く、ほかにも金融、メーカーを幅広く受けていました。

しかも選ぶ基準は部活の先輩がいて、かつ説明会を聞いて面白そうと思った会社、という今じゃ考えられないようなふざけた就活をしていました(おそらく今の部活の後輩はもっと真剣にしていると思いますが笑)。

学生時代に就活にかなりの時間を割いた方からすると信じられないかもしれませんが、当時はこれがむしろ当たり前といった雰囲気でした。

というのも、慶應ラグビー部は真剣に日本一を目指しています。僕も当時どうやったら日本一になれるか、どう自分が日本一に貢献できるかを考えていましたし、全部員が共通の認識をもっていました(そうでない部員についてはひどいケースだと退部を迫られます。理由は様々ですが、実際に退部した同期も何人かいました)。

そんな環境なので、ラグビー>>>>>就活というのが暗黙の了解、就活に力を入れていると「就活ラガー」として揶揄されていました(部活もっと頑張れるだろ、というメッセージが込められています)。

僕はたまたま運よく第一志望の商社に受かったわけですが、当時は前述したような志望動機で、かつ本心からやりたいビジネスも具体的に定まっておらず、何でも頑張ります、配属リスクなんて気になりません!というスタンスでした。

キャリアについては何も深く考えてなかった、ラグビーで頭がいっぱい、というのが当時の僕で、キャリアに対するビジョンなんてなにもありませんでした。

内定が出てから配属面談があるのですが、商社で体育会出身で活躍するなら営業しかないだろう、ということで営業を志望、内定式後の各グループの説明会を聞き「ビジネスのことはどのグループもよくわかんないけど、説明している人がイケてる、フィットしそう」と思ったため、エネルギーを第一志望としたところ、運よくそのまま配属になりました。

後で聞いた話だと、配属面接の面接官がエネルギーグループの方で(後々直属の上司になる)、その人がエネルギーグループに合いそうと思ってくれたことが背景にあったようでした。

今思うと反省すべき点はあるのですが、当時はラグビーで頭がいっぱいでそんなこと考えてる場合じゃなかったため、しょうがないかと思います。

キャリアについてなにも考えていなかったとはいえ、一つだけ決めていたことがあります。それは「子供を帰国子女にする」ということです。

商社を退職してしまった今では商社の駐在ではなく、別の形を検討する必要があるわけですが、今はそもそも子供を帰国子女にするという目標そのものが消えつつあります。笑

次回は入社からMBAを目指すまでの間、当時描いていたキャリアビジョンについて書きたいと思います。

Leave a Reply

CAPTCHA