SF Trek(企業訪問)

前回に続き、先週のトレックです。スケジュールは前回の通りですが、もう一度張っておきます。

上記のうち緑色の部分が企業訪問で、7社中5社がスタートアップ、2社がVCでした。

スタートアップはどこもまだ売り上げが立っていないものの、すでに数十億円の資金調達を済ませているところもあり、スタートアップ界隈に如何に資金が流れ込んでいるのかを肌で感じました。

実際に訪問した企業の写真をいくつか貼っておきます。

Food&Agriculture関連の企業といっても、このインダストリーはバリューチェーンが半端じゃなく長いため、各社取り組んでいるビジネス領域は一切重複がなく、毎回新しい学びがありました。

具体的なビジネスの内容を紹介すると、AI・マシンラーニングを活用した農業プロセスの効率化に取り組んでいる企業や、生乳を使わないチーズの製造に取り組んでいる企業、植物由来の代替プロテインの製造に取り組んでいる企業など、どこもユニークな技術で勝負していました。

シリコンバレーといえばテック企業で有名ですが、サンフランシスコから少し離れたエリアにバイオテックやフードテック関連のスタートアップが集積しているエリアがあり、企業訪問はほとんどそのエリアで完結した気がします。

まだ売り上げの立っていない企業ということで、どこも中長期の戦略や大企業とのコラボレーションは目下検討中、協議中というところがほとんどでした。

実際に今シカゴでインターンしているスタートアップが似たような状況にあるため、業界は違えど内部の状況がどうなっているのか概ね想像できました。

また印象に残ったこととして、スタートアップの現場で働いている人たちです。

どのスタートアップも前に出てきてプレゼンをする人はGAFAやスタートアップでもユニコーン企業出身の人で、他の業界での実績や知見を活かして別の業界にチャレンジしているという人が多かった印象です。

農業の分野ではデジタル化が遅れているというところにビジネスチャンスを見出し、畑違い(例えば自動運転のシステム開発出身など)のところから起業している人などは印象に残りました。

スタートアップは平均年齢が低いというのは日本含め一般的に言えると思いますが、アメリカ特有かなと思ったのはインターナショナル出身の人が多かったことです。

特に技術サイドですが、おそらく学部からそのまま入社したのではないかと思われる人などが散見されました。

あくまで推測ですが、Visaサポートをすることで就活に苦労している留学生を確保しているということなのではないかと予想しています。

今回の主な目的は企業訪問でしたが、次回は隙間時間に無理やりぶち込んでいたソーシャルについて振り返りをしたいと思います。

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