早いもので今週で冬学期が終わり、来週は期末テストです。
その翌週は一週間の春休み、そして最後の春学期とここから予定が詰まりまくってますが、可能な限りブログの更新も続けていきたいと思います。
今回はトレックの振り返りの最後回になります。行程のうち、水色の部分がソーシャルになります。
土曜日は授業があったため、生憎ワイナリーツアーの参加は見送りましたが、水曜日の内輪のディナーとUCバークレーとの合同ディナーには参加できました。
これ以外にもプライベートで前職の先輩がスタンフォードに在学しているためランチで久しぶりにキャッチアップをしました。
またシカゴに戻る直前、たまたま出張帰りでサンフランシスコの空港にいた前職の同期とも話すことができました。
それぞれのイベントで印象に残っていることを書き残しておきたいと思います。
時系列とは異なりますが、UCバークレーとの懇親会。これは学校の近くのバーでハッピーアワーをしてから、ディナー会場に異動したのですが、ハッピーアワーにきていた中国人の学生が日本に駐在という形で働いていたようで、日本の労働環境の話になりました。
アメリカ本社の企業で日本に駐在員を送るくらいなので、誰もが知っているような大企業です。
その彼の話を聞いて衝撃を受けたのは、周囲は全員日本人だったらしいのですが、会議室で日本人の上司に土下座をさせられたそうです。
それも大昔のことではなく、2017年のことだそうです。あまりのことに衝撃を受けました。
その上司の方が特殊だったのかもしれませんが、少なくともグローバル企業で日本以外の国でそんなことが起きるのは正直あまり想像ができません、、
もう一人、アジア人のハーフのアメリカ人と一緒にその話を聞いていたのですが、彼は理解できない様子であっけに取られていました。
スタンフォードの先輩とのランチ。
この先輩は前職の時から尖っていて、彼がMBAに来る直前の夏に日本で会って話したのですが、その時の勢いは失われていました。
聞くと学校のカルチャーやプライベートのことなど、苦労が多いようで想像していたMBA生活とは違うようです。
バックグラウンドを聞くと、スタンフォードのMBA生はブースよりもさらに優秀な人が多いようでした。
ニュースになっているので知っている人もいるかもしれませんが、最近学内で事件が連続して発生していることもあり、雰囲気も良くないそうです。
誰もがうらやむ学校にいながらも、中に入ってみないとわからない苦労があるんだなというのを目の当たりにしました。
最後に空港での同期との再会。
これは本当に偶然タイミングが合って、会えてよかったです。彼は駐在員として西海岸にいますが、アメリカに来てからも機会がなく電話やテキストでのやり取りになっていました。
前職の会社の様子や仕事の様子など、いい刺激をもらいました。
何でアメリカが好きなのか、アメリカに残ることにしたのか、という点はこれまでの僕の説明は腑に落ちていなかったようですが、今回もう少し突っ込んで話したので納得感があったようです。
自分がこんな風にみられていたんだなというのはある種の気づきになりました。ありがとう。
どれも自然体で無理のない範囲でスケジュールに組み込んだものでしたが、対面で会って話すとその時にしか得られない感情やインサイトを得られるということを再認識しました。
卒業まで90日を切っていますが、引き続き密度の濃い日々を送っていきたいと思います。