MBAを目指す上で一番大事になるのが、なぜMBAにいきたいのか、それをクリアにすることです。
なぜ大事かというと、受験プロセスがまじできついです。覚悟が決まっていないと最後まで戦い抜けません。
合格できたからよかったものの、正直途中のプロセスは大学の部活よりきつかったです(特に精神面)。
何度も言いますが、働きながらMBAの勉強をすることは本当にきついです。あらゆる犠牲が伴います。時間的にも金銭的にも相応のコストがかかります。
おそらく受験される方は20代後半から30代前半の方が多いと思いますが、この年齢はビジネスパーソンとして極めて重要な時期であり、この時期を受験勉強+MBA(僕の場合は合計4年になります)にささげることの意味を深く考えてから準備を開始することを強くお勧めします。
そしてMBAに行くと決めたらあとは合格まで本気でやりきるだけです。
最初のベースがふわふわしていると最後まで走り切れません。これは僕の周りでもMBAに行きたい、という人を何人も聞いたことがありますが、実際に最後まで走り切れるか、決意の違いが如実に表れます。
これからMBAを目指そうと思う方にはぜひ一度立ち止まってなぜ行きたいのか、をクリアにしてから合格まで全力疾走で駆け抜けてもらいたいと思います。
さて前置きが長くなりましたが、僕自身がなぜMBAを目指したのかというと、大きく以下の点が挙げられます。
①ビジネスパーソンとしての自分のエッジを持ちたかったこと
→29歳になって仕事にも会社にも慣れてきてそれなりに仕事ができるようになったけど、自分のエッジってなんだろうと思ったときにたまたまMBAという選択肢に巡り会いました。
②一生に一度の人生で、経験者全員が最高というMBAという経験をしてみたいと心の底から思ったこと
→これは実際にたくさんのMBA経験者の方に話を聞いて確信したことです。足を使って生の一次情報を取ることで皆さんの言葉が自分の心に響きました。
当然ですが、人それぞれバックグラウンドやこれまでの業務経験次第でMBAに求めるものは変わってくると思いますが、僕が受験をするうえで参考にした書籍も紹介しておきます。
・「29歳はキャリアの転機」/小杉俊哉さん
→これはまさに僕も29歳の時に出会い、小杉さんが当時感じられていたこととほぼ同じことを僕も感じていたため、自分だけの悩みではないのだなと思ったのと同時にMBAに行って間違いないだろうと背中を押してくれた書籍です。
・「ハーバードMBA留学記」/岩瀬大輔さん
→留学前に再度読もうと思っています。受験前に読んだときはMBAを気球に例えているところが好きでした。
いつも15分以内に書こうとしているのですが(時間を長くかけると続かなくなるため)、今日は時間オーバーなので書ききれなかった分は次回にしたいと思います。