スコアメイク(GMAT EA編)
Test, Board, School, Blackboard, Testing, To Learn

本日はGMAT EA編です。特段リクエストがなければ、スコアメイクに関する最後の記事になると思います。

GMAT EAの対策期間は10月末から11月中旬までのわずか2週間ですが、GMAT EAの経験者が少ないと思いますので、少しでも参考になればと思います。

<スケジュール>※以前のブログからの引用
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2018年5月~11月:独学でTOEFLの勉強。平均すると20~30時間/週(2019年4月までこの勉強時間を継続)。所詮英語、外国人は偏差値とか関係なく、誰でも使いこなしているからできないはずがないと自分に言い聞かせ、とにかく問題を解きまくる(この戦略が後々大きな失敗となった)。

2018年12月:独学の限界を感じ、TOEFLの予備校に入学。2月まで授業を受講し、TOEFLの受験も継続。

2019年4月~12月:GMAT→GRE→GMAT EA→IELTSの順番で試験対策を実施し、スコアメイクを終える。
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そもそもGMAT EAとは、という点はすでに解説されている記事がありますので、ここでは割愛させて頂ければと思います(概要を理解する上ではAGOS中山先生の「Executive Assessmentとは?」の記事がわかりやすいかと思います)。

誰がGMAT EAを受験すべきか、という点についてはGMAT or GREの点数が芳しくなく、以下の学校に出願する予定がある方が対象になるかと思います(2020年入学の受験時の情報となりますので、最新の情報はご確認ください)。

  • MIT Sloan Fellows(1年制)

  • LBS Sloan(1年制)

  • Columbia(2年制)

  • NYU Stern(2年制)

僕自身はコロンビアに出願するにあたり、GREが心もとないスコアだったため、一発逆転の可能性に賭けて受験しましたが、結果は153点という微妙なスコアでした(そしてインタビューに呼ばれませんでした)。。

GMAT EAは価格が高く(350ドル)、生涯で2回しか受験できないため、むやみやたらに受験することは避けた方がいいかと思いますが、勝負時には受験する価値があるかと思います。

基本的にGMAT EAはEMBAを対象としていますが、昨今受験者を増やす目的で採用している学校が増えているようです。

GMAT EAの試験概要や具体的な対策についてはAffinityで開催されるGMAT EA講座を受講されるのがよいと思いますが、以下の特徴が挙げられます。

  • 試験時間が短い(Tutorial 12分、各科目30分×3=90分(休憩なし))
  • IRの占める比重が大きい:Integrated Reasoning 12問、Verbal / Quantitative 各14問
  • IRで計算機の使用が可能
  • Vは通常のGMATと同じ(SC・CR・RCで構成される)
  • Qで図形問題が出ない
  • 前半・後半ごとに問題をスキップしたり、前の問題に戻ったりできる

GMAT EAのスコアとして、EMBAではどの学校でも150点以上であればCompetitiveといわれていますが、昨年のコロンビアの動向をみると160点以上でようやくCompetitiveとなるようです(某カウンセラーからの情報)。

上記学校に出願される方で、IRが得意な方、GMAT or GREの試験回数が残っていない方、一発逆転を狙いたい方にとっては一つのオプションとなるかと思いますので、頭の片隅に入れておいていただければと思います。

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