本日は僕が起用したエッセーカウンセラーについて書きたいと思います。
冒頭にお伝えさせて頂きたいのは、カウンセラー選択については①相性、②カウンセラーに何を求めるか③希望するカウンセラーが対応してくれるのか(契約するタイミングやスコア次第では断られることもある)、といった点を考慮する必要があります。
僕が起用したカウンセラーはAffinityの佐取さんとセカンドオピニオンでEd Leeを起用しました。
EdはMBA受験をされる方で知らない方はいないのでは、というくらい有名な一方、日本人のカウンセラーを起用する方は少ない印象ですが、僕自身は佐取さんなしでは合格できなかったと心の底から感謝しています。
ちなみにこの2名を起用することになった流れは以下の通りです。
・2019年5月:そろそろレジメを作ろうかなというタイミングでAffinity飯島さんから佐取さんとレジメを進めることをアドバイスされる。
→あまり深く考えず(他のカウンセラーと比較せず)、佐取さんとレジメを作成。
・2019年7月:コロンビアのEarlyでの出願に向け、そろそろエッセーに取り掛かるタイミングとなり、Affinityの飯島さんから、佐取さんとエッセーを進めることを薦められる。飯島さんのポイントとしては、スコアメイクは飯島さんがサポートをし、エッセーや受験戦略では佐取さんがサポートをしていれば飯島さん・佐取さん間で密にコミュニケーションをとり、包括的なサポートがしやすい、とのことでした(結果としてこのアプローチが本当によかったです)。
→スコアメイクに時間がかかりすぎて複数のカウンセラーと相性を確認している場合ではなかったため、そのまま佐取さんと契約。佐取さんから、アメリカ人の視点でエッセーを磨くべく、ネイティブのカウンセラーもセカンドオピニオンでつけておいた方がいい、とのアドバイスを頂き、3月にEdのKick Offセミナーに出席していたこと、周囲からの評判をもとにEdと契約。
佐取さんとEd、それぞれと契約してよかったと思う点は以下の通りです。
佐取さん:日本語でブレストに付き合ってくれ、ある程度の形に仕上がってくると表現方法やエッセーの構成含め、大幅な加筆をしてくれる。スコアメイクに苦しんでいた僕からすると、佐取さんのおかげでかなりの時間節約ができた。日本語でもそうですが、英文エッセーで使える美しい表現や言い回しがあるので、そういった点も修正してくれた。
Ed:佐取さんとは違う視点でコメントをしてくれ、エッセーの質を磨くことができた。ただし、論点の深堀はしてくれるものの、校正は最後の最後までしてくれないため、出願まで時間がない中ではかなり焦る。
以前情報収集のところで紹介した「アメリカTop MBA受験に失敗した人のブログ(時々ナンパ)」のブログにも書かれていますが、僕個人としても以下同様の印象を持っています。
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感触として、Schoolにとって重要なのは、
バックグラウンド:4割(私費/社費含む)
スコア:4割
アプリケーション:1割
インタビュー:1割
のような気がしています。(とはいえ、有望な人がエッセイやインタビューで手を抜いたら受かるとは思いませんが。)
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すなわち、エッセーの質を上げることは重要ですが、それ以上にスコアメイクのほうが重要だと思っています(バックグラウンドは変えられないので)。
スコアメイクで苦しんでいる方が、ブレストや突っ込みだけのカウンセラーと契約をすると苦しいのではないか(スコアメイクとエッセーの二重苦でどっちも中途半端になるリスクがある)というのが僕個人の意見です。
当然理想形としては、スムーズにスコアメイクが完了し、カウンセラーと時間をかけてブレストできればいいですが、僕のようにスコアメイクで苦しまれる方も少なからずいらっしゃるかと思います。
必ずしも周囲からの評判や人気度に左右されることなく、自分の現状とカウンセラーになにを求めるのかをクリアにしたうえで、契約されるといいかと思います。