企業における不正行為
本日の行動経済学の授業のテーマは、従業員が企業における不正に気付いた時に起きること、マネージメントが気を付けるべきことについてのレクチャーでした。 毎回授業の前に事前の課題が課されているのですが(以前書いた通り重たいやつです)、今週の課題は「なぜ企業での不正行為に気づいていても、従業員が意図的に報告しないといった事態が発生するのか」についてのレポートでした。 課題図書に書かれていた内容で興味深かったのが、報告した後に内部での報復を恐れて報告しないケースが往々にして発生していることや、会社・上司・同僚に対する忠誠心と自分の中での倫理観の板挟みにあい、結果として忠誠心を重視して報告しないことがある、という話でした。…