今回はこの国の難易度を上げている要因、ネット環境についてです。
事前準備の段階で全く調べていかなかった(このご時世でネットが通じないことを想定していなかった)ため、非常に苦労しました。
初日はネットなしで過ごし、二日目の夜からネットが使えるようになりました。
まず空港に着いた瞬間からネットが一切使えません。記憶の限りでは到着ゲート付近にWifiはなかったと思います。
また空港の職員にSIMカードが買える場所はないか確認しましたが、空港にはないという返答でした。
この国でインターネットが使えるようになったのは僅か4年前の2018年。そのためWifiが通っているエリアは限られています。
またWifiを利用するにもプリペイドカードを購入しないと利用できません。
ただし今回はいきなりSIMカードを入手できたので、Wifiのプリペイドカードの使い方はここでは割愛させて頂きます(ツアーで出会った他の国からの観光客はこれを使っていました)。
どのようにしてSIMカードを確保したのかというと、道端で話しかけてきた怪しげな英語を話す現地人についていき、その人の友人から高額で買いました。笑
元々はSIMカードが売っている正規店を探して街を散策していたところ、その現地人が英語で話しかけてきたため、SIMカードを探している旨を伝えたところ、SIMカードを売っている友人を紹介され、買うことにしました。
その値段が40ユーロ(40ドルでもOKといっていました)と、この国の物価を考えると法外な値段だったのですが、ネットがないことによる不便さと天秤にかけた際に背に腹は代えられぬ、ということで買うことにしました(値切って30ユーロになったものの、20ユーロ×2枚しかなく、結局40ユーロ払わされました)。
これによってグーグル翻訳とグーグル検索、グーグルマップが使えるようになり、快適さが激変しました。
そしてこの話を宿泊先のオーナーに話したところ、言ってくれればもっと安いところに連れて行ったのに、と残念がられました(でもネットがなくてこのコミュニケーションすらできなかったんですよ、、)。
この手法はSIMフリーの携帯しか対応していないと思うので、この手段を利用したい場合にはSIMフリー対応の携帯を持参する必要があります。
購入した段階ではこのSIMカードの仕組みが一切分かっていない状態だったのですが、どうやらプリペイド式になっていたようで、データ通信量を使いすぎると追加で購入する必要があります。
滞在中にデータの残りが少なくなってしまったため、滞在先のオーナーに現金を払い、そのオーナーにチャージをしてもらいました(チャージはオンラインでするのですが、どの番号にチャージするのかは支払い時に入力できます)。
このSIMカードはチャージすれば何度でも使えるようなので、次回訪問時も使えるはずです(使えなくなっていたらまた買うしかありませんが、、)。
また携帯の話でいうと、キューバではほぼ100%の割合で、アンドロイドが使用されています。
聞いたところによると、iPhoneはアメリカからの制裁によりAppleのアカウントが作れないらしく、誰も使っていないそうです。
今回はiPhoneを持参、利用しましたが、問題なく使えたため、携帯の機種は気にする必要はなさそうです。
次回からは旅行中の行程を振り返っていきたいと思います。