アントレ
Nine Eleven, September, Terrorist Attack, New York, Usa

木曜日は授業がないので、これまでと同様に宿題、打ち合わせ、グループワークが中心の一日でした。

とはいえ授業がないにもかかわらず朝一から打ち合わせがあり、終日バタバタしていた印象です。

午前中の打ち合わせというのは、毎週火曜日のアントレの授業に関連するもので、Booth内での打ち合わせと実際の企業へのインタビューの二本立てでした。

ちなみにアントレの授業では、僕のグループはスポーツをテーマに起業のアイデアを練っています。

当初はスポーツというざっくりとした括りだったところから、現在は一般市民向けのレクリエーショナルスポーツの機会の提供というところまでスコープが絞られてきています。

午前中の打ち合わせでは、アメリカにすでに近いコンセプトの会社があったため、そちらの会社に直接コンタクトをし、インタビューを実施しました。

とはいえ僕一人でアメリカ人のCOO相手に太刀打ちするのは厳しいので、アメリカ人の同級生と2人でインタビューを実施、僕は議事録係として同席していました。

そこで印象的だったのが、そのビジネスを立ち上げたCEOのストーリーでした。

この会社は2002年にWhartonの卒業生によって設立され、今回インタビューしたCOOも同じくWhartonの卒業生とのことでした(卒業年はだいぶ離れていますが)。

CEOは1995年にWhartonを卒業後、ワールドトレードセンターの1フロアでコンサルタントとして働いていたそうです。

そして2001年9月11日、たまたま彼が外出していたタイミングで同時多発テロが発生。同じオフィスで働いていた同僚300人全員が帰らぬ人となったそうです。

その後数か月の休養を経て、彼はこれまでとは全く違うビジネスの領域に取り組むことにし、この会社を立ち上げたそうです。

現在この会社はアメリカのレクリエーショナルスポーツの業界では最大手のようで、ビジネスを展開しているエリアに偏りはあるものの、選択と集中をすることで規模を拡大しています。

インタビューの目的は彼らのビジネスモデルや、どういった点で苦労しているのかという点を聴取することだったのですが、9.11の話が出てくるとは想像もしておらず、驚きました。

同僚がテロに巻き込まれたときのCEOの気持ちや自分だったらどうしていただろうか、といったことを考えてしまいました。

そして打ち合わせ終了後、ネイティブ同士の打ち合わせの議事録を書くのに予想通り手間取り、どんどん予定が後ろ倒しになって本日も予定通りに物事が進んでいない状況になっています。

夕方からは土曜日のコンペのリハーサルを2スロット(1.5時間+30分)実施し、明日は夕方に2時間、土曜日も本番前に最終調整と、最後の仕上げに取り掛かっています。

スクリプトを滑らかに、かつ自然に読めるようになるまで練習あるのみです。MBAのインタビューを思い出します。

明日も朝からタイトですが、金曜日なので気合で乗り切りたいと思います。

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