MBA生活の過ごし方
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本日は午前中に統計学の授業、午後は課題とグループワーク、2年生(チリ人)とコーヒーチャットをした一日でした。

午前中の統計学は少しずつ難しい内容になってきており、授業のその場では見様見真似で演習問題を解くことができるものの、本質的な理解に至っていないため、すぐに頭から抜けていきます。

実務で使う可能性は極めて低い気がするので、テストの前にしっかりと復習しなければなと思っています。

尚、実務で使う可能性が低いのになぜ履修しているのかというと、次の学期以降で発展形の授業を取りたいとき、統計学を履修していないと取れない科目があるからです。

発展形の授業で統計学の考え方を使うため、履修の条件になっているんだと思いますが、少なくとも細かい数式(標準偏差、分散、共分散など)はおそらく不要ではないかと思うものの、いい成績が取れるように取り組む所存です。

午後はアントレの課題、グループワークを実施し、そちらも少しずつグループのメンバーとの距離が縮まってきている気がします。

毎回僕だけ異常に準備をし最初に発言するので、みんな話を聞いてくれます。その結果、議論のたたき台になるので、少しでもチームワークに貢献できている感触が得られています(他のメンバーは事前の準備はほとんどしておらず、その場で課題の回答を考え始めます)。

アントレの課題についてこれまで詳細を書いてこなかったので、少し紹介させて頂きます。

授業の内容は以前と重複しますが、アントレプレナーシップの入門として人気のクラスで、1学期かけてカスタマーインタビューを繰り返し、0から事業アイデアを書き上げる授業です。

教授はシリアルアントレプレナーで、授業はゲストスピーカーが来るか、もしくはグループワークに役立ちそうなツールの紹介が中心です。

クラスのメインは授業外でのグループワークで、同じような関心のあるチームで特定領域の事業仮設を立ててはインタビューを繰り返し、最終的には具体的なビジネスアイデアを発表することとなります。

僕のグループはスポーツビジネスに興味のあるメンバーで構成されており、議論の結果、レクリエーションスポーツx遊休施設の有効活用というテーマで取り組むことになりました。

今週からは実際にカスタマーインタビューを実施することになり、僕も今週中に遊休施設を保有している施設にインタビューをすることになっています。

今後はそのインタビューの内容をもとに、ビジネスアイデアを詰めていくという流れになります。

毎週それなりの量の資料の作成が求められるので、負担は重いのですが、アジア人1人でアメリカ人3人、メキシコ人1人とグループワークをするという、いい経験ができています。

今日の一番のハイライトはチリ人の2年生とのコーヒーチャットでした。

Boothでは希望する学生にはメンター制度が用意されており、応募したところチリ人の学生とマッチしました(事前に、どういった分野に興味があるか、どういった人とマッチしたいかといったアンケートが用意されています)。

彼はBoothに入学して初めてアメリカに住み、彼曰く「当時の英語は僕よりも下手だった」とのことですが、入学して早々にアメリカ人の彼女を作り(現在同棲中)、卒業後もアメリカの投資銀行への就職が決まっており、非常に順風満帆なMBA生活を謳歌していました。

そんな彼の入学以降の過ごし方、タイムマネージメント、プライベートの話から授業の話、就活の話に至るまで、多くの刺激をもらいました。

  • ネットワーキング:一年生の秋学期が勝負。そのタイミングは全員友達を増やしたいと思っているから、そこでネットワークを広げておくことが肝要。冬以降はもうグループが出来上がっており、さらにネットワークを広げることは難しい。
  • 授業:時間に限りがあるため、本当に必要なものだけにフォーカスし、それ以外はある程度流すことも必要。いい成績を取ったところで自己満でしかない。就職には影響しないし、会社からも見られない。
  • タイムマネージメント:とにかくあらゆる活動に参加し、不要だと思うものは切っていけばいい。MBAのいいところは失敗しても(例えば宿題をやっていなかったとしても)、何の罰則もないこと(やりすぎると単位落としますが)。友達も増えるのでとにかく何でも参加するのがお勧め。

これらは過去にも聞いたことがあるような気がしますが、実際にうまくマネージしている人の話を聞くと説得力が格段に違い、自分の中で腹落ちしました。

貴重なアドバイスを聞けたので、明日以降できることから行動に移していきたいと思います。

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