本来であれば昨日書く日でしたが、気づいたら泥のように寝ていたため、日曜日にまとめて書いています。
昨日は朝から授業、宿題をし、夕方からシカゴにあるサウナに行ってました。
授業ではいくつかの企業のコアバリュー、ミッションステートメントに関する考察をし、授業でいい例と悪い例について議論をしていました。
授業で取り上げられていた企業の中で、パタゴニアの取り組みが面白かったので紹介させて頂きます。
1985年以来、パタゴニアは自然環境の保護/回復のために売上の1%を利用することを誓約し、これまでに総額8,900万ドル相当の寄付を、米国内外のそれぞれの地域で活躍する草の根環境保護団体に行ってきたそうです。
利益ではなく、売上なので自社の収益性にかかわらず寄付を続けているということですね。
また商品開発への取り組みも独特で、環境への配慮から利用する原料は環境負荷の低いものに限定し、コストが安くとも環境への負荷が高いと考えられる原料の使用は避けているそうです。
こうした取り組みや企業理念に同調する従業員を集めることで、会社としてのコンプライアンスへの意識や従業員のパフォーマンスが上がり、好業績につながっているとのことでした。
一方で、企業によっては他社と同じようなある種定型化された企業理念を掲げ、理念そのものが形骸化している例も散見されるようで、そうした企業は逆に企業風土に問題があったり、不正が起きやすくなっているそうです。
組織が大きくなるほど、文化や理念を末端の社員まで行き渡らせるのは難しく、企業や組織運営の難しさを感じた次第です。
夕方のサウナはケロッグに在学している知人とともに初めて訪れました。建物の外観は怪しげな感じですが、中はまともなサウナでした。
レストランとサウナが一体となっており、入館料が35ドルであとは何時間いてもOK、食事と飲み物は別料金という仕組みでした。
利用客としてはサウナが文化として浸透している東欧、中央アジアの人が多いようで、英語以外の言語で話している人が大半でした。
何人かの人に話しかけられたのですが、いずれもカザフスタン人でした。
どうやらカザフスタン人と日本人は外見が似ているらしく、また日本の文化が浸透しているようで、そのうちの一人は日本語が少し話せるようで驚きました。
最近部屋に籠りっきりで、久しぶりにいい気分転換になりました。
シカゴの気温はようやく最高気温がプラスになるようなので、外でのランニングが再開できそうです。早く規則正しい生活に戻していきたいと思います。