スコアメイク(GRE編)
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前回に続き、今回もスコアメイクについて書きたいと思います。今回はGRE対策です。

繰り返しになりますが、以下全体のスケジュールです。GRE対策をしていた期間は2019年6月末から2019年10月末までとなります。

<スケジュール>※以前のブログからの引用
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2018年5月~11月:独学でTOEFLの勉強。平均すると20~30時間/週(2019年4月までこの勉強時間を継続)。所詮英語、外国人は偏差値とか関係なく、誰でも使いこなしているからできないはずがないと自分に言い聞かせ、とにかく問題を解きまくる(この戦略が後々大きな失敗となった)。

2018年12月:独学の限界を感じ、TOEFLの予備校に入学。2月まで授業を受講し、TOEFLの受験も継続。

2019年4月~12月:GMAT→GRE→GMAT EA→IELTSの順番で試験対策を実施し、スコアメイクを終える。
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受験生活を振り返ると、GMATからGREへの乗り換えが最大のターニングポイントでした。

以下スコア推移です。

<GRE Prep>

  V Q AW GMAT換算
2019/6/15 150 155 NA 520
2019/7/21 148 167 NA 640

<GRE本番>

  V Q AW GMAT換算
2019/8/5 147 165 3.5 610
2019/8/31 141 167 3.5 590
2019/9/24 151 170 3.5 690
2019/10/25 152 166 3.5 650

見て頂いてお分かりの通り、全く安定しておりません。。9月24日の試験で奇跡が起きてQが満点となり、GMAT換算で690というスコアが出たため、出願することができました(とはいえ十分なスコアではないので、さらにテスト対策を継続するか悩みましたが熟考の末、出願することにしました)。

ここでGREのカラクリについて少しふれておきたいと思います(テストの概要は割愛させて頂きます)。

GREからGMATスコアへの換算は、ETSのHPで換算することが可能ですが、GREのQで170点(満点)を取るとGMAT換算で53点というGMATでは存在しないスコアが出ます。

その結果、Vのスコアが低くともGMAT換算で700点近い点数が出ることになります。

Affinityで推奨されていたのはQで170点(GMAT:53)をとり、Vで152点(GMAT:29)を取るとGMAT換算で700点となるので、そこをベンチマークにしましょう、というものです(僕もこれをターゲットにしていました)。

Qで170点を取ることについては、簡単ではありませんが、GMATのQで51点を取るよりも難易度は低いと思います(GMATのQは大学でバリバリ理系の人でも満点は稀と聞きます。ちなみに僕は大学時代にラグビーしかしていませんし、大学入試で数学は使いましたが、高校時代は文系です)。

またこちらもAffinityで教えてもらったテクニックですが、GMATと違ってセクション間の休憩時間が無限にとれることもGREのメリットです。

GMATの場合は自動的に次のセクションが始まってしまいますが、GREはマニュアルなので、自分の好きなタイミングで始めることが可能です(感覚的には毎セクション間に5分以上は休憩していました。テストセンターで注意されることもありませんでした)。

参考までに取り組んだ授業、参考書は以下の通りです。

  • 全般:Magoosh
  • V:AffinityのGRE Verbalクラス(7~10月)
  • Vの参考書:OG
  • Q:AffinityのGRE Math3時間セミナー
  • Qの参考書:OG、Manhattanの「5lb Book of GRE Practice Problems」、Nova’sの「GRE MATH PREP COURSE」
  • AW:Affinityの3時間セミナー、「Score it now」(ETSが提供しているオンラインの添削システム)
  • 英単語:Manhattanのフラッシュカード(Essential、Advanceの合計1,000語)

<Verbal>

英単語:ひたすら気合で覚える。すでに勉強を始めている方はご存じかと思いますが、単語問題だけでV全体の半分を占めるため、暗記が得意な方には得点源になるかもしれません。ただ驚くほど単語の難易度が高いので、単語を得点源にできる方は稀なようです。

長文読解:Affinityのクラスでの演習、復習を中心とし、力試しでMagooshで問題演習。

<Math>

前述の通り、Mathで満点を取ることが前提なので、とにかく大量の問題演習をしました。

Magooshの問題を解き終わった後、ネット上で色々調べた結果、MagooshのブログでNova’sのMathの問題集がオススメされていたのでアマゾンで購入。問題数が例題164、演習問題531題とボリュームがあります。

それもすべて解いてしまったので、Manhattanの問題集を購入し、Mathのみ実施。タイトルの通り5lb(=2.268㎏)と、こちらもかなりの分厚さと問題数です。GMATでのMath対策の成果もあり、満点を取ることができました(1回だけですが、、)。

<AW>

スコアは毎回3.5で対策の効果があったのかよくわかりませんが、学校もあまり見ていないようなので気にしませんでした。

以上がGRE対策となります。年間5回しか受けられず、試験と試験の間を3週間空ける必要があるため、出願タイミングから逆算して戦略的にスケジュールを組むことをお勧めします。

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