アントレ最終クラス
Startups, Entrepreneurship, Ideas

本日はアントレの最後のクラスに出席し、これで秋学期のブースの授業はすべて終了となりました。

残るは統計学とミクロのテスト、金曜日のシカゴ大のライティングのクラスのみとなります。

最後の授業ということで、3時間のうち2時間半を質疑応答という形式で進められました。

アントレの教授はシリアルアントレプレナーとして実業で実績を積み重ねてきた方で、学生に教えることで一人で多くの起業家が生まれてほしいと思っているようです。

他の教授のように教えるプロではなく、少し授業の進め方や話の流れについていけないこともありましたが、授業を通じ①秋学期の初期からネイティブだらけのメンバーとのグループワークをできたこと、②起業をアイデア段階からプロダクトに落とし込んでいくまでをわずか10週間の授業で経験できたことはいい経験になったのではないかと思います。

最後の質疑応答で今までにきなっていたこととして、以下二点を聞いてみました。

  • 多くの起業家のモチベーションの源泉はどこにあるのか。金なのか、それとも問題を解決したいという情熱なのか。
  • 成功する起業家に共通する性格や思考プロセスの特長があれば教えてほしい。

一点目については、多くの起業家にとってのモチベーションは金ではない。問題解決へのモチベーションと、人と違うことをしたいという想いが強い。またフレキシブルなライフスタイルを好んで起業家を続けている人もいる(教授自身がそうだといっていました)。

二点目については、みな前向きで、自分が問題を解決できると強く信じている。上手くいかないケースとしては、スタミナ(粘り)が足りない、リーダーシップ不足、チームワークが機能してないことが挙げられる。

リーダーシップを鍛える手段として、ソーシャルアクティビティーは非常にいい機会であり、MBA生はそれらを通じて鍛えられることが望ましいが、コロナでソーシャルができないのが非常に残念である、とのコメントがありました。

またスタートアップでいい人材を確保する方法について話が及んだ際には「Hire slow, Fire fast」という言葉を何度も強調していました(すでにHBRで記事になっていました)

とにかく人を雇う時には可能な限りリファレンスをとり(含むSNS)、慎重にすべきである、一方で切るときには腹を割って話して、手遅れになる前に行動すべきとのことでした。

来学期はアントレの授業はとらないものの、参加する予定のアントレの課外活動があるため(動き出したら紹介します)、今回の学期中の学びを活かしていければと思います。

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