鶏口となるも牛後となるなかれ
Success, Man, Mountain, Climb, Top, Mountain Top

今日は「Investments」の授業の初回でした。

こちらの授業は投資のポートフォリオをどのように考えるべきか、統計学の考え方を用いて学んでいくことになります。

初回ということで基本的な内容が多く、Pre readの復習的な内容が多かったものの、教授の説明が丁寧でわかりやすく、今後の授業が楽しみです。

明日は土曜ですが、朝から「Designing a Good Life」の授業があります。こちらは異常なボリュームのPre readが出ておりますが、内容が楽しみです。

詳細はまた明日共有させて頂きます。

タイトルの言葉を知らない方はいないと思いますが、その他大勢となって集団についていくのではなく、先頭に一人で立って集団をリードせよ、という言葉です。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」の類義語として、「鯛の尾より鰯の頭」という言葉があります。

極端なことを言えば、主体的に行動できる場を求めるべきで、そのためにむしろ弱小組織を選択することが好ましいとも解釈できます。

僕は高校生のときに大学でラグビーを続けるか悩んでいた時、中学まで入っていたラグビースクールのコーチから「マグロのしっぽとカツオの頭のどっちになりたいんだ」と言われ、強いチームでラグビーをやりたいと思ったことを強く覚えています(大学でラグビーを続ける最終的な決め手になったのは、以前書いた通り足首の大けがです)。

おそらく当時、僕のコーチは魚の種類を間違えていたのではないかと思います(もしかすると僕の記憶違いかもしれませんが笑)

僕はことわざとは逆の選択をしたわけですね。ただその選択は間違ってなかったと思っています。

これまでの僕の人生経験を振り返ると、環境は非常に重要で、優秀な人に囲まれていることで自分が引き上げられていく感覚をこれまで何度も味わってきました。

慶應ラグビー部、前職はまさにそういった環境で、今いるMBAという環境もこれまでと同じく自分の力を引き上げてくれる環境だと信じています。

優秀な人に囲まれている環境で下からスタートすることの問題点としては、その環境でパフォームできるようになるまで一定の時間がかかってしまうことです。

スタート地点が低くとも、必死にやれば十分挽回は可能ですが、その集団の中で頭1つ抜けた存在になれるかどうかは別の話です。

自分が戦うフィールドを決めるうえで、どちらのスタイル(鶏口 or 牛後)で勝負していくのか、これまでと同じでいいのか、など色々と考えに耽っていた一日でした。

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